成年後見制度とは、認知症などが原因で判断する能力が十分ではないと認められた方を保護するために設けられた制度です。
例えば、悪徳商法などでは、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに結んでしまい、被害にあうことが少なくありません。そのようなことを防ぐための制度でもあります。
ご本人では、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護サービスや介護施設への入所の契約を結んだり、遺産などの財産の協議を したりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合に適切に保護し、支援するのが成年後見制度です。成年後見制度には、大きく分けて任意 後見制度と法定後見制度の2種類があります。
(1)任意後見制度
本人が十分な判断能力があるうちに,将来に備えて,あらかじめ自らが選んだ代理人=任意後見人に,自分の生活,療養看護や財産管理に関する事務について代理権を与える制度です。公証役場で手続きとなる任意後見契約を行います。
(2)法定後見制度
家庭裁判所によって選ばれた成年後見人・保佐人・補助人が、本人の利益を考えながら、本人の代理として契約したり、不利益な契約を後から取り消したりすることによって、本人を保護・支援します。
お墓参りには特別な作法はありません。先ずはご先祖様に感謝して手をあわせましょう。
近況の報告や日頃の感謝の気持ちを伝え、心を込めてお祈りするのが良いでしょう。
(1)墓地のお掃除
お墓の周囲をきれいに掃き、ゴミがあったらを拾いましょう。墓石が汚れたりコケの生えている場合は、水をかけながらたわしで洗ってきれいにします。線香台、水鉢、花立もブラシなどで丁寧に洗います。
(2)お供え・焼香
墓石に打ち水をして、花立に花を添えます。水鉢の水を入れ替え、故人の好物だった菓子・果物などをお供えします。そしてろうそくとお線香を手向けます。
(3)墓石に水をかけ合掌
合掌礼拝の前に水桶からひしゃくで水をすくって墓石にかけます。水はたっぷり墓石の上から水をかける方がよいとされています。
水をかけた後は手を合わせてお祈りをします。
その後は、お寺で借りた用具はきちんと戻し、お参りを終えます。
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